あれから１年半、竣工を迎えた「荏田宿自治会館」
荏田連合自治会 会長 松澤 孝郎
あれは、平成18年12月17日の未明でした、荏田宿自治会館が放火により焼失してしまいました。荏田連合自治会の活動拠点であり、昭和３５年の建築以来長い歴史のあった「荏田宿自治会館」が焼失したことで、自治会・町内会の多くの貴重な財産や文化的にも価値のある物品などが全て失われてしまいました。焼け落ちた自治会館を前に、自治会役員・会員は、まさにぼう然自失の状態でした。
そのような中、自治会員や関係の各種団体等から、早く自治会館を再建しなければとの意見が沸き上がり、再建を決意したのです。その道のりは生易しいものではありませんでしたが、関係機関のご協力や、建設費の一部として各方面から多くのご寄付をいただき、1年半の時間をかけ、この5月、鉄骨2階建ての新生「荏田宿自治会館」の竣工を迎えることができました。
完成した新自治会館は、荏田宿自治会だけでなく、荏田連合自治会の活動の拠点として、地域の大切な財産とし、有意義に活用していきます。失われたものは、大きいものがありましたが、この会館建設を契機に、自治会･町内会の会員相互の結束力・団結力がますます強まり、新たな荏田連合自治会のスタートを切ることができました。
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