地域をあげて環境問題に取り組む荏子田自治会
荏子田自治会 会長 根岸 晃
荏子田自治会ではさまざまな取組を行っています。なかでも環境関連については、カラスの被害対策 、公園の健全化と清掃 、街路の美化、遊水池の浄化と草刈等、美化活動を行っています。これらにより暗かった公園がばらの咲き乱れる明るい公園になり、街路は定期的にごみ拾いを行うグループがあり、遊水池は自然環境を再生するビオトープを目指して熱心に管理されています。
特に、カラスの被害対策は、次の3つの方法により効果が出ています。
①ごみ置き場の整備(利用者数10〜20人とし、掃除当番を決める)
②ボックス型(折りたたみ式)ごみ置き場に変更
③生ごみの減量化(堆肥化)
この生ごみの堆肥化には「ぼかし(発酵促進剤)」を利用しますが、役員、委員、有志が総出で手作りしており、会員へは無料で提供しています。昨今の地球温暖化を考慮すると、生ごみの堆肥化は一石二鳥以上の取組と言えるでしょう。
また、ごみの中にある資源物を資源集団回収として業者と契約をし、市から貰える資源集団回収の奨励金を自治会から会員へ還元するために、地域の商店でごみ袋と交換できるようにしています。
会員がさまざまな形で自治会活動に参加してもらうことで、大きな成果を上げています。今後も会員の皆さんと話し合いながら、より良い自治会活動を行っていきたいと思います。
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