無形文化財の伝統行事が引き継がれる町 市が尾!
市ケ尾連合自治会 会長 内野 冨士雄
市ケ尾地区は8,026世帯、人口18,086人が居住しています。起伏のある地域で、上市ケ尾町内会、市ケ尾プラーザビル自治会、中市ケ尾自治会、下市ケ尾町内会の4自治会・町内会で構成されています。
上市ケ尾町内会・下市ケ尾町内会では八雲神社・杉山神社の伝統ある祭礼が今なお、引き継がれており、特に上市ケ尾町内会では、毎年11月30日に200年の歴史を持つ地蔵堂で「双盤講念仏」(十夜講()が行われます。これは、昭和59年に横浜市の無形文化財に指定された、市内でも貴重な伝統行事の一つです。地区内では毎年夏に盆踊り大会も盛大に行われ、自治会・町内会の皆さんに長年にわたって親しまれています。
市ケ尾地区には、青葉区総合庁舎、青葉警察署、青葉消防署等の行政機関が集中し、いわゆる官庁地区という一面もあります。また、福祉保健活動拠点の「ふれあい青葉」、中途障害者地域活動センター「青葉の風」等、医療福祉施設の充実も図られており、平成20年11月には、ビオラ市ケ尾地域ケアプラザが完成し、平成21年7月には地区内に総合病院も完成予定です。こうした施設の充実により、この市ケ尾地区は健康に対する関心も高く、文化活動も盛んに行われております。
さらに、青葉区が掲げるG30、C30、F30活動にも積極的に取り組み、安全で安心な市民生活が送れる地区として発展を目指しています。
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