まちぐるみで防犯活動
新荏田連合自治会会長 蜂谷 房司
新荏田連合で防犯パトロールを開始して4年目になります。
パトロール開始のきっかけは自治会内で起きた強盗事件です。それまでは空き巣といっても他人事のように感じていましたが、この事件で考えが一変しました。早速自治会内にパトロール参加を呼び掛けたところ100人の会員から申し込みがありました。そこで一班5人の編成でパトロール隊を組織し、毎日パトロールを続けています。
現在は人数も130人に増え、青色回転灯車と共に活動しています。
昨年7月からは子供たちが通う荏田小学校の見守りパトロールも、50人の会員と保護者が協力して毎日実施しています。この毎日実施する両方のパトロールにより、自治会内の犯罪件数を大幅に減らすことができました。
また、これまで同じ町内にいても名前や顔も知らなかった人たちが、パトロールを通じて知り合いになり、親睦を深め連帯の輪が広がり、自治会行事への参加者も年々多くなってきており、防犯活動が地域コミュニティ形成の上でも大きな成果となって現れています。
今後、万一地震等の災害が発生した場合にも、この防犯パトロールで築かれた連帯の輪が助け合い活動の大きな力になるものと確信しています。
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