西瓜(すいか)の大盤振る舞い
新荏田第一自治会 会長 新沼 和
新荏田には、連合自治会・社会福祉協議会共催の夏祭りがあります。昼の部の西瓜の大盤振る舞いが、第一自治会の担当です。夜の部は盆踊りです。子どもたちが、山車・御輿(みこし)を引いて街を練り歩き、公園に到着するまでに準備します。大玉の西瓜12個を大包丁で290個程に切り分け、ビ二―ルを敷いた卓に並べます。前日から農家の保冷庫を借りて、冷やした西瓜です。太鼓の音が近づき、子どもたちと付き添いの親たちが、ドッと押し寄せ、木陰の西瓜卓へ。一行には氷柱で冷やした麦茶も振る舞われます。法被(はっぴ)姿の子どもたちの頭上には、ホースで霧が振り掛けられます。熱中症にならないよう、昨夏から始めました。その時は、霧に虹が出て、子どもたちの歓声がこだまします。いつまでも、子どもたちの明るい声が響き渡り、お年寄りが温かく見守る自治会でありたいと思っています。
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