「山内地区体育レクリエーション大会」 〜先人の培った伝統を未来へ〜
山内連合自治会会長 小野邉 旻
当地区は、昭和14年に横浜市に編入する前の都筑郡山内村と言われた時代から、青年団が郡大会で優勝するなど、陸上競技、バレーボール・バスケットボール等の球技をはじめとするスポーツが盛んな地域でありました。
この先人の築いた"スポーツ村"の伝統を今に引き継いでいるのが、地域ぐるみのスポーツ活動の推進を目的に、昭和52年に設立された「山内地区スポーツ活動推進協議会」で、自治会、体育指導委員会、青少年指導員会が中心となり、他の関係団体の協力を得ながら、各種スポーツ活動を展開しています。
その種目は、ソフトバレーボール・グラウンドゴルフ・ソフトボール・ドッジボール等ですが、なんと言っても圧巻は、毎年10月中旬開催の「山内地区体育レクリエーション大会」です。今年は数えて第37回となる伝統行事ですが、山内連合自治会加盟の12自治会から、幼児から高齢者までが集い、それぞれに見合った種目に参加し、賞品を手に、各自治会が用意した弁当を囲み、秋の一日を楽しみ親睦を深めます。
フィナーレは、予選を勝ち進んだ6自治会で競う年代別男女混合の1,000メートルリレーですが、応援合戦で会場全体が興奮のるつぼと化します。
山内連合自治会の加入世帯数は17,000世帯余、区域も広く、青葉区一のマンモス自治会ですが、老若男女が一堂に会してのイベントはこれ一つです。
これからも、先人の培った伝統を未来に伝え、地区住民相互の親睦を図り、健康保持の増進に努めていきます。
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